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エントリを書いているうちに年が明けてしまいました。「散財 of the year 2020」ではずしたアウトドアグッズ関係の今年買って良かったモノです。ちなみにトップ写真は初めて訪れた北アルプス・雲ノ平〜高天原温泉〜黒部源流トレックのときのもの。今年のロングトレイルはいつもの表銀座と、この雲ノ平、そして12月に出かけた熊野古道くらいでしたね。少ない。

エントリーアイテム


SOTYにならい、昨年12月から今年11月に買ったモノのみエントリします。リンク先はヤフクリ。

【ベンチ】グリップスワニー×ゴードンミラー 折りたたみベンチカバークッション
【エコバッグ】グラナイトギア エアキャリアー
【レインジャケット】アークテリクス ゼータSLジャケット
【レインジャケット】パタゴニア クラウドリッジジャケット
【スリーピングパッド】サーマレスト ネアエアー ウーバーライト
【スリーピングパッド】クライミット イナーシャXライト
【テント】アライテント ライペン エアライズ2
【サンダル】キーン ゼラポート2
【サンダル】モンベル ロックオンサンダル
【腕時計】カシオ プロトレック PRW-60YJP-1JR(ペツルモデル)
【腕時計】カシオ プロトレック PRW-30
【ハンディ扇風機】エレコム flow flow flow FAN-U206
【セームタオル】SPEEDO マイクロセームタオル
【ガスストーブ】BRS-3000T
【ネイチャーストーブ】Sginstek ウッドストーブ☆
【カセットコンロ】イワタニ カセットフータフまるJr.
【クッカー】ダイソー メスティン
【クッカー】エスビット 585mlクックセット
【魔法瓶】サーモス アイスコンテナ
【魔法瓶】サーモス 真空断熱タンブラー ROD-001
【魔法瓶】サーモス 真空断熱スープジャー JBR-500
【魔法瓶】サーモス 真空断熱スープジャー JBQ-401
【魔法瓶】サーモス 真空断熱カップ JDH-280
【ナイフ】オピネル カーボンスチール #6
【防水スピーカー】ソニー SRS-XB23

栄えあるグランプリは?



厳密にいえば重たいので登山には持っていかないんですが、日常使いからお出かけ、旅行までかなりヘビロテしているサーモスのアウトドア用タンブラーです。基本的な用途は冷たいお茶やビールなんかを入れて持ち歩く感じ。500mlと容量がデカいのも良し。完全密閉はできないみたいですが、蓋をしっかり閉めておけば今のところ液漏れしません。

難点があるとすれば、前述したように重いことと、パッキンまわりの分解・洗浄が複雑でやや面倒なこと、サーモスのロゴシールが早くも劣化して剥がれたこと(ここはエンボス加工でしょ)。あと、これはレビューでも指摘が多いんですが、蓋の飲み口がOPEN/CLOSEのステータスがめちゃくちゃわかりづらいこと。特に最後の飲み口問題はもっとわかりやすくして欲しい。


もうひとつもサーモスで、アイスコンテナ。氷専用と謳っていますが構造はほぼ魔法瓶構造のドカ弁です。ぼくは内部のケースを使わず、直接氷を放り込んでいますが、夏の沖縄旅行はじめクルマで移動する旅行にはいまや必需品です。ホテルでは巨大なアイスペールに変身。前述したアウトドアタンブラーと組み合わせて使っています。

次点


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★印でチェックしたモノが、しみじみ買って良かったモノたちです。

グラナイトギアのエコバッグは、スーパーで旅先で日々使い倒していますし、アークのゼータSLも主に街着ですがヘビロテ。ゼータSLは着心地がヒンヤリしていて、真夏でもいけるかなと思ったんですがさすがに汗で貼り付きました。

長年愛用していたエアライズ2は、フライシートをオレンジからグリーンに替えたら生まれ変わりました。どうしてオレンジなんか使っていたんでしょうか。視覚と精神にもたらす影響が大です。それにしても今年はテント場でモンベルの白いやつ(ステラリッジ?)がめちゃくちゃ多かった気がします。流行っているんでしょうか。

モンベルでいうとソックオンサンダルのかかとストラップ付き、ロックオンサンダルがこの夏のお履物でした。ソールをビブラムにしてくれたら山登りもできちゃう気がします。実際高尾山・稲荷山コースに登りましたが、ツルツル滑って怖かった。

あとそうそう、グランプリ級のアイテムでSPEEDOの柔らかいセームタオル。風呂あがりや撤収時のテントの水分取りはもちろん、乾いているため汗ふきにも使えるので万能です。もっともよく乾かさないと速攻で雑菌が繁殖してカビますが(付属のケースに入れない方がいいかも)。

クッカー類はめちゃくちゃ買ったんですが、実際良いなと思ったのはダイソーの500円メスティン。本家より小さくて、ちょうど一合炊きなので弁当箱としても愛らしい。最軽量のチタンバーナー BRS-3000Tも素晴らしいコスパですが、最近はネイチャーストーブというかウッドストーブの可能性も追求したく、新たに中国から輸入を始めています。この辺は年明け早々のヤフクリで紹介する予定。

微妙だったモノたち


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モノとしては悪くないんですが、あまり出番がなかった折りたたみベンチ。クルマのラゲッジルームに入れておくにしても相当キャパが大きくないと積み込みが大変。

パタゴニアが高温多湿な日本の天候にあわせて開発したというクラウドリッジジャケットは、「そうかな〜?」という印象。

スリーピングパッド類はまだまだ答えが出ない感じです。ウーバーライトは動くとキュッキュッと音がうるさく、高さがあって枕があわせにくいのが難点で、イナーシャXライトは(シーズン終了間際の黒部ダムでは)さすがに寒い。やっぱりクローズドセルなのかしらねえ。大きくてかさばるから嫌なのよねえ。あと、寝袋で気になっているがモンベルのシームレスダウンハガーと、スリーピングパッドと組み合わせて使うと寝袋状になるというダウンブランケットです。後者は寒がりには厳しそうですが。

キーンのゼラポート2は一部が足に当たって痛いので速攻で人に譲りました。その人は問題なく履いているので個人差の模様(そもそも足が弱い)。

NEXT UP アウトドアグッズ


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実は旅行や山行のたび、iPhoneのメモ帳に「○○登山の教訓」という反省をしたためていまして、それによると課題は常に「就寝時の寒さ対策 vs 軽さ」「食事とクッカー類」「行動中の暑さ・寒さ対策(衣類)」等、基本に集約されます。あと、ぼくの場合は「撮影装備」もありますね。

近年ハードな山行が予想される場合は、高画質をサクッとあきらめてソニー サイバーショット RX100M7と、同RX0M2、オリンパスTG-6あたりで済ませます。問題は三脚で動画を撮ることも増えたのでなるべく軽いやつを物色中。体力に余裕があればRX10M4。α7SM3はよほどのことがない限り持って行きません。

先ほども触れた寝袋とスリーピングパッドは、今後モンベル製を中心に検討中です。ホント、クローズドセルはかさばるから嫌なんですけど設置・撤収と軽さ、暖かさをトータルで考えたらベストなんでしょうねえ。

クッカー類は基本的にジェットボイルで間に合っていますが、より趣味性の高いミニマルな山行を楽しみたい時ようにネイチャーストーブを手配しました。実際に使えるかは年明けにでも検証します。

ウェア類は、熊野古道を歩いたことで日本古来の山行スタイルも参考になるかなと思い、アクシーズクインのハカマスカートなんかを新調してみました。あと、長年避けてきたメリノウールを再び追求してみたく。アウトドアウェアを普段着にも使っているので、そろそろ真っ黒一辺倒のファッションから脱却しそうな予感があります。

以上です。今年はコロナの影響もあって、主に海外旅行が全滅でしたが(ドイツ取材〜)、国内旅行だけを見るとわりと頻繁に出かけていまして、年初からざっと思い出しただけでも「台湾」「釜山」「弘前」「熊本」「新潟(山形も)」「伊豆七島」「八丈島」(ともに滞在せず)「今治」「沖縄」「北海道」「表銀座」「雲ノ平」「上高地」「八戸・十和田湖(2回)」「熊野古道」等々、なかなか旅が楽しめたんではないかと思います。2021年も変わらず旅ができればいいですね。

また今年こそはブログをもっと更新したいなあ、と思いつつ、どんどん面倒になっているので、物欲関連はヤフクリを、山行・旅行関連はTwitterをご覧くださいませね。