よわい48、ライター独立18年、おブログ開設も11年を迎えました。そして、すみません、ミニくまちゃん展10周年やりませんでした!ダイエットも相変わらず。有言実行できたのは、渋谷と沖縄の二拠点生活くらいでしょうか。
当初は半々だった二拠点生活も徐々に沖縄比率が増え、いまや3対1の割合で、東京に滞在するのは月に1週間ほどです。上京するとさぞや密度の濃い日々を過ごすのかと思いきや、意外と暇をもて余し「はよ、沖縄に帰りたい」となるので、もはや東京には事務手続きや生活用品のピックアップ、仕事くらいしか用事がないのかもしれません。
かといって東京を引き払うほどの思い切りは持てず、しばらくはこのペースが続くんじゃないかなと思っています。
そして半年以上が経過した沖縄生活ですが、ようやく家具家電がひと通り揃って、まともな生活が送れるようになりました。そういや、初期は冷蔵庫すらなくクーラーボックスにロックアイスを突っ込んでしのいでましたっけ。
そんなわけで沖縄北部での二拠点生活(主に秋〜冬)の雑感フラッシュ。
・部屋の窓から海が、水平線が、夕焼けが見えてサイコー
(電線が邪魔なので、引っ越すことがあるとしたらそこは気にしたい)
・部屋にいるだけで波の音、虫や鳥の鳴き声が聞こえてサイコー
・星空が美しい。海に沈む月が見えることもある
・海が綺麗。ただ、大雨の翌日は土砂が流れてくる
・ビーチまで徒歩1分!
・部屋の向きがやや南寄りなので夏至に近づくと夕焼けが見えにくい
・幹線道路が走っているのでクルマの走行音がそれなりにうるさい
(こんど引っ越すことがあるとしたら幹線道路は外したい)
・夕暮れどき、海に足をつけながら浜辺を散歩するだけで癒やされ〜
・やんばるの緑が濃くて目がウキウキする
・当然ながら本州からの送料が高い
・Amazonやヨドバシは到着に時間はかかる(1週間から10日)けど送料無料
・本島でも気の利いたモノがあまり売ってない
・沖縄で採れない野菜が高い(イオン系で買う)
・サンエーやかねひでよりイオンが全般的に安い傾向
・スーパーの品揃えのアメリカ色が低まった気がする
・コルゲートがなくなってる!
・野菜はJA直売所で買うと安い
・正月からスイカが売っている
・需要が多いのでロックアイスが安い。コンビニでも安い
・コンビニは独自路線のファミマが好き
・那覇以外ではクルマは必須
・ただし、名護〜空港はバスが楽ちん便利でリーズナブルかも
・ガソリンは離島対策のせいかそんなに高くないしむしろ安い時もある
・本州に比べるとラーメン、町中華の選択肢が驚くほど少ない
・カフェやコーヒー焙煎所はそこそこある
・沖縄そばは意外と自分でも簡単に作れる(麺以外)
・割高な調味料は現地の業務用スーパーで買うか、上京時に買ってくる
・浄水器を通しても水道水の石灰がヤバい。すぐケトルにこびりつく
・銭湯文化がほぼゼロ。今風のサウナ施設は少しずつ増えている
・プロパンガスが高い。都市ガスの4倍
・もともとそんな行かないけどサイゼリヤはない
・みんなドライブスルーが好きなのでいつも渋滞している
(店に入った方がよほど早い)
・何度も往復する沖縄自動車道ながらドライブ的には全然楽しくない
・野良猫が多いので特に夜間の運転は注意が必要
・路地や駐車場が驚くほど狭いのでコンパクトカーがよい
・中部以南の通勤ラッシュがエグい、朝夕は近寄りたくない
・強風の翌日は洗車しておかないとクルマがすぐ錆びる(らしい)
・台風で窓ガラスが割れることもある(らしい)
・冬場は天気が悪い日が多くあまり夕焼けない(東京の方がよほど綺麗)
・旅行のオフシーズンは11月〜1月で、2月からプロ野球キャンプで意外と混む
・暖房設備が充実していないので思いのほか寒いけどダウンはいらない
・人件費が安いせいかマッサージ、美容室、ジムの類が安い
・3月になると突然暖かくなり、泳げそうなくらい暑い日もある
・そういえば夏が近づくにつれ虫が増えてきた
・冬場はヤモリがトイレで越冬している
・ヒグラシはいない。秋に金属的な鳴き声をあげるセミがいる
・蜘蛛の巣が多い、マンションの通路は虫の死骸でいっぱい
・スギ、ヒノキ花粉が飛んでいないから今年は発作ゼロ!
いちど住んでいたことがあるのでわかったつもりになっていましたが、当時は大学生でテレビも冷蔵庫もない今でいうミニマリストな生活を送っていたため、こんかい初めてわかった沖縄暮らしの実情がままございました。
移住希望や二拠点生活希望の方にクソバイスできることがあるとしたら、「クルマがないと厳しい」「虫が苦手だと厳しい」「(硬水の)水が肌にあわないと厳しい」という感じでしょうか。春先からはこれに「紫外線と暑さが厳しい(冷房も過酷)」が加わります。でもま、それが南国。花鳥風月を愛でながらのんびり暮らすには最高の環境のひとつです。
そうそう、観光にせよ移住にせよ「沖縄の何がいいの?」「どこがオススメ?」と聞かれることがよくあるんですが、特に観光スポットに関してはコレ!といったものはなく、強いてあげれば濃密な海と空と緑の深さと、湿気を含んだ生あたたかい空気としか言いようがありません(個人的にはコンクリート造りの沖縄建築が密集した市街地や路地も好きですが、観光でそれを眺めて終わるわけにもいかず)。もっとも3泊4日ていどなら、著名なスポットを巡りながら島をぐるり一周するだけで十分楽しいとは思うのですが。
ともあれ、いまのところ後悔がありません。むしろあと2〜3年決断が早くてもよかったんじゃないかなと感じるほど。とはいえ今住んでいる優良物件が空いていたのもコロナの影響でしたので(最近だんだん満室になってきました)、すべてはタイミングと言えましょう。
お仕事的には、3年半続けてきたYahoo! JAPAN クリエイターズプログラムの動画がひと区切りを迎えました。個人的には、じょじょに目新しいガジェットに対する興味を失いつつあるのに、月にいくつものそれらを見つけて購入して紹介するのはだんだんしんどくなってきた矢先だったので、ちょうどいい潮時のようにも感じます。今後は興味のおもむくままテキスト記事とたまに動画をマイペースで投稿する自分のチャンネルになるのでしょう。
雑誌の連載は『サイゾー』の巻頭グラビア1本だけになりましたが、沖縄からのリモートインタビューを受け入れてくれるスタッフとインタビューイーに感謝。仕事の内訳としてはライティングよりも、メディアのディレクションやアドバイス、写真撮影の比重が圧倒的に増えているので、やっぱりライターは事実上廃業しているのかもしれません。すでに紙もウェブも、純然たる編集記事の執筆業務は構造的に破綻していると思うし、実際そういう依頼(端的に言うと要求が高くギャラが低い仕事)が多く、これらに対しては「働いたら負け」よろしくウヤムヤにスルーしがちです。
だもんで次の面白いことがあるまでボチボチやります。こないだ藤井さんに「FIREしたい」と話したら、「もうしてるじゃん」と言われたので、その日がFIRE記念日だったのでしょう。
そんなわけで沖縄で迎えた48歳の朝は雨です。昨日洗車したのになー!
かといって東京を引き払うほどの思い切りは持てず、しばらくはこのペースが続くんじゃないかなと思っています。
そして半年以上が経過した沖縄生活ですが、ようやく家具家電がひと通り揃って、まともな生活が送れるようになりました。そういや、初期は冷蔵庫すらなくクーラーボックスにロックアイスを突っ込んでしのいでましたっけ。
そんなわけで沖縄北部での二拠点生活(主に秋〜冬)の雑感フラッシュ。
・部屋の窓から海が、水平線が、夕焼けが見えてサイコー
(電線が邪魔なので、引っ越すことがあるとしたらそこは気にしたい)
・部屋にいるだけで波の音、虫や鳥の鳴き声が聞こえてサイコー
・星空が美しい。海に沈む月が見えることもある
・海が綺麗。ただ、大雨の翌日は土砂が流れてくる
・ビーチまで徒歩1分!
・部屋の向きがやや南寄りなので夏至に近づくと夕焼けが見えにくい
・幹線道路が走っているのでクルマの走行音がそれなりにうるさい
(こんど引っ越すことがあるとしたら幹線道路は外したい)
・夕暮れどき、海に足をつけながら浜辺を散歩するだけで癒やされ〜
・やんばるの緑が濃くて目がウキウキする
・当然ながら本州からの送料が高い
・Amazonやヨドバシは到着に時間はかかる(1週間から10日)けど送料無料
・本島でも気の利いたモノがあまり売ってない
・沖縄で採れない野菜が高い(イオン系で買う)
・サンエーやかねひでよりイオンが全般的に安い傾向
・スーパーの品揃えのアメリカ色が低まった気がする
・コルゲートがなくなってる!
・野菜はJA直売所で買うと安い
・正月からスイカが売っている
・需要が多いのでロックアイスが安い。コンビニでも安い
・コンビニは独自路線のファミマが好き
・那覇以外ではクルマは必須
・ただし、名護〜空港はバスが楽ちん便利でリーズナブルかも
・ガソリンは離島対策のせいかそんなに高くないしむしろ安い時もある
・本州に比べるとラーメン、町中華の選択肢が驚くほど少ない
・カフェやコーヒー焙煎所はそこそこある
・沖縄そばは意外と自分でも簡単に作れる(麺以外)
・割高な調味料は現地の業務用スーパーで買うか、上京時に買ってくる
・浄水器を通しても水道水の石灰がヤバい。すぐケトルにこびりつく
・銭湯文化がほぼゼロ。今風のサウナ施設は少しずつ増えている
・プロパンガスが高い。都市ガスの4倍
・もともとそんな行かないけどサイゼリヤはない
・みんなドライブスルーが好きなのでいつも渋滞している
(店に入った方がよほど早い)
・何度も往復する沖縄自動車道ながらドライブ的には全然楽しくない
・野良猫が多いので特に夜間の運転は注意が必要
・路地や駐車場が驚くほど狭いのでコンパクトカーがよい
・中部以南の通勤ラッシュがエグい、朝夕は近寄りたくない
・強風の翌日は洗車しておかないとクルマがすぐ錆びる(らしい)
・台風で窓ガラスが割れることもある(らしい)
・冬場は天気が悪い日が多くあまり夕焼けない(東京の方がよほど綺麗)
・旅行のオフシーズンは11月〜1月で、2月からプロ野球キャンプで意外と混む
・暖房設備が充実していないので思いのほか寒いけどダウンはいらない
・人件費が安いせいかマッサージ、美容室、ジムの類が安い
・3月になると突然暖かくなり、泳げそうなくらい暑い日もある
・そういえば夏が近づくにつれ虫が増えてきた
・冬場はヤモリがトイレで越冬している
・ヒグラシはいない。秋に金属的な鳴き声をあげるセミがいる
・蜘蛛の巣が多い、マンションの通路は虫の死骸でいっぱい
・スギ、ヒノキ花粉が飛んでいないから今年は発作ゼロ!
いちど住んでいたことがあるのでわかったつもりになっていましたが、当時は大学生でテレビも冷蔵庫もない今でいうミニマリストな生活を送っていたため、こんかい初めてわかった沖縄暮らしの実情がままございました。
移住希望や二拠点生活希望の方にクソバイスできることがあるとしたら、「クルマがないと厳しい」「虫が苦手だと厳しい」「(硬水の)水が肌にあわないと厳しい」という感じでしょうか。春先からはこれに「紫外線と暑さが厳しい(冷房も過酷)」が加わります。でもま、それが南国。花鳥風月を愛でながらのんびり暮らすには最高の環境のひとつです。
そうそう、観光にせよ移住にせよ「沖縄の何がいいの?」「どこがオススメ?」と聞かれることがよくあるんですが、特に観光スポットに関してはコレ!といったものはなく、強いてあげれば濃密な海と空と緑の深さと、湿気を含んだ生あたたかい空気としか言いようがありません(個人的にはコンクリート造りの沖縄建築が密集した市街地や路地も好きですが、観光でそれを眺めて終わるわけにもいかず)。もっとも3泊4日ていどなら、著名なスポットを巡りながら島をぐるり一周するだけで十分楽しいとは思うのですが。
ともあれ、いまのところ後悔がありません。むしろあと2〜3年決断が早くてもよかったんじゃないかなと感じるほど。とはいえ今住んでいる優良物件が空いていたのもコロナの影響でしたので(最近だんだん満室になってきました)、すべてはタイミングと言えましょう。
お仕事的には、3年半続けてきたYahoo! JAPAN クリエイターズプログラムの動画がひと区切りを迎えました。個人的には、じょじょに目新しいガジェットに対する興味を失いつつあるのに、月にいくつものそれらを見つけて購入して紹介するのはだんだんしんどくなってきた矢先だったので、ちょうどいい潮時のようにも感じます。今後は興味のおもむくままテキスト記事とたまに動画をマイペースで投稿する自分のチャンネルになるのでしょう。
雑誌の連載は『サイゾー』の巻頭グラビア1本だけになりましたが、沖縄からのリモートインタビューを受け入れてくれるスタッフとインタビューイーに感謝。仕事の内訳としてはライティングよりも、メディアのディレクションやアドバイス、写真撮影の比重が圧倒的に増えているので、やっぱりライターは事実上廃業しているのかもしれません。すでに紙もウェブも、純然たる編集記事の執筆業務は構造的に破綻していると思うし、実際そういう依頼(端的に言うと要求が高くギャラが低い仕事)が多く、これらに対しては「働いたら負け」よろしくウヤムヤにスルーしがちです。
だもんで次の面白いことがあるまでボチボチやります。こないだ藤井さんに「FIREしたい」と話したら、「もうしてるじゃん」と言われたので、その日がFIRE記念日だったのでしょう。
そんなわけで沖縄で迎えた48歳の朝は雨です。昨日洗車したのになー!