熊山准のおブログ|KUMAYAMA.com

ネパール

エベレスト街道トレッキング最終日 シヴァラヤで旅終わる

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2011年11月7日月曜日。ジュンベシからデオラリ峠まで、この旅もっとも長く、もっとも寒暖差と高低差が激しく、もっともキツい道のりを歩き倒した昨日。精神的にもかなりきていたのですが、昨日頑張ったお陰で、後はもう、バス停のある町・ジリまで歩けばおしまいです。しかし、朝一番でバスが出るのでやはり未明に出かけるんですねえ。結局デオラリは暗闇しか知りません。続きを読む

エベレスト街道トレッキング19日目 もっともタフな1日

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2011年11月6日日曜日。ルクラからジリまでの、あまり嬉しくない「おまけトレッキング」3日目。帰国の便まで残すところ3日半。昨夜日没後に到着したジュンベシは、ジリに向かうトレッキング客でどこも満杯だったため、仕方なくポーター部屋(というかオープンエア)で寝ましたが、その雰囲気を楽しむ暇もなく早朝の出発です。続きを読む

エベレスト街道トレッキング18日目 昼飯はコーラ(常温)

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2011年11月5日土曜日。帰国便が11月9日夕方に迫るなか、ルクラからジリまで歩く想定外の長い帰り道2日目。1日目はなんだかんだと出発が昼前になったので、ルクラからブクサまでしか来れなかったのですが(それでも高低差があったので、随分歩いた気がする)、今日は朝早くから経つのでかなり歩ける、歩かされる予感がします。続きを読む

エベレスト街道トレッキング17日目 決断

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2011年11月4日金曜日。本来ルクラからカトマンズに行く飛行機の予約日でしたが、目が覚めたら相変わらずの曇り空。いや、むしろ昨日より悪化しているほど。そんなわけで我々は決断せねばなりません。このまま空が晴れるまで(後から知ったのですが)1500人以上ものトレッキング客と待つのか、あるいはカトマンズ行きのバスが出るジリまで6日ほどの山道を歩くのか。一応、天気予報では来週早々にも回復するだろう予想されていましたが、9日午後の帰国便に間に合うかどうかはわかりません。さて。続きを読む

エベレスト街道トレッキング16日目 ルクラ待機

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2011年11月3日木曜日。ルクラからカトマンズへと飛ぶ便の予約は11月4日だったにもかかわらず、折りからの悪天候でいつ飛行機が飛べるかもわからないというわけで、早めにルクラ入りしようとした昨日。しかし、すでにルクラの宿は飛行機を待つトレッカーで満杯らしい、とのことで昨夜は手前の小さな村チュブルンに宿を取ったのでした。なので今日はとりあえずルクラに行ってみるだけの日。続きを読む

エベレスト街道トレッキング15日目 突然のさようなら

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2011年11月2日水曜日。ロブチェ以降ずっと行方不明だったポーターが5日ぶりにしれっと現れたナムチェバザール。トレッキングも残すところ後3日で、ゆっくり歩いても2日あれば十分辿り着けるルクラに帰るだけです。となると、1日余分な日ができるので何かオプショナルツアーを組み込んでも良いのですが、病み上がりポーターによるとどうやら昨日あたりから天候がよろしくなく、すでに今朝も欠航が決まるなどルクラから飛行機が飛んでいないのだとか。この天気がいつまで続くかわからないので、とにかく3日後の予約便に関係なくいち早くルクラまで行っておいて、乗れる時に乗った方がいいと主張するのです。一方、連れのフランス人ポーター・ジョシュは「晴れるかもしれないし、まだ日程に余裕があるから周辺を散策したい」とのこと。実際は彼の方が帰国便に余裕がないので焦るべきなのですが、ぼくはすでに1回帰国便を延期させて追加料金を支払っていることだし、昨日1人だけ寄り道してクムジュンなんかを歩きまわってトレッキングはおなかいっぱいになっていたので、突然ここナムチェでジョシュらとお別れということになりました。続きを読む

エベレスト街道トレッキング14日目 くまじゅんクムジュン

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2011年11月1日火曜日。出発からとうとう2週間が経ちました。ポーターが消えて4日になりました。最後にシャワーを浴びたのが2日目お昼すぎのナムチェです。この日はタンボチェからナムチェまで戻るので、12日ぶりにシャワーが浴びれるかもしれないと期待を胸にふくらませていました。続きを読む

エベレスト街道トレッキング13日目 最後のエベレストとポーターの全滅

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2011年10月31日月曜日。10月19日に出発したレンジョ峠(5360m)、ゴーキョ山(5357m)、チョ峠(5368m)、カラ・パタール(5545m)、コンマ峠(5535m)、チュクン山(5559m)と、「3つの峠と3つの頂を巡る旅」も昨日ですべてまわり終え、後は帰るだけとなったエベレスト街道。とはいえナムチェからメインルートを離れていたので、初めて歩くディンボチェ〜ナムチェの復路は新鮮だったり。でも相変わらずロブチェから我がポーターは行方不明なので、自分の荷物を担いで下山せねばならないので、やっぱりかったるかったり。続きを読む

エベレスト街道トレッキング12日目 ふたつのチュクン山とヒマラヤのパン屋さん

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2011年10月30日日曜日。ポーターが失踪したまま、自分の荷物を担いでロブチェからコンマ峠を越え、エベレスト街道はずれのロッジ村・チュクンにやって来た昨日。この日はそのチュクン村からすぐアクセスできる、その名もそのまんまチュクン山に日帰り登山をしつつ、下山後はディンボチェまで歩いて、再び街道のメインルートに復帰します。続きを読む

エベレスト街道トレッキング11日目 最後の峠コンマ・ラ

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2011年10月29日土曜日。風邪をひいてダウンしたポーターが書き置きも残さずロブチェから失踪したまま、旅は続きます。幸い荷物は全部持っていたのと、この後我々が進むルートもポーターは知っているはずなので、サンタ(フランス人旅行者ジョシュのポーター)いわく「まあ、どっかで合流すんじゃない?」と楽観視。ただ、この日は「3つの峠を越える旅」最後の峠である標高5535mのコンマ峠を越えてチュクンに行かねばなりません。しかも自分の荷物を全部担いで。続きを読む

エベレスト街道トレッキング10日目 エベレストベースキャンプとポーターの失踪

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2011年10月28日金曜日。エベレスト街道最後の町ゴラクシェプから、街道もうひとつの終点、エベレストベースキャンプ(B.C.)へ往復プチハイクする日です。プチハイクといっても標高5200mあたりをウロウロする苦しい道のり。B.C.見学後は宿に戻り、さらに我がポーターが療養しているロブチェまで戻ります。続きを読む

エベレスト街道トレッキング9日目 カラ・パタールの丘

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2011年10月27日木曜日。この旅、本来の目的地だった(途中でフランス人のジョシュに知り合ったので、3つの峠を越えるルートに変更)エベレスト街道のひとつの終点ともいうべき、標高5545mのカラ・パタールの丘に登る日です。ロブチェから、最後の町ゴラクシェプに向かい、そこから丘に向かいます。秋のヒマラヤは午前中がもっとも晴れ、午後から雲が出てくることが多いので、本当は夜明け前の朝一番でカラ・パタールに登った方がいいのですが、今回は前日ロブチェに泊まってしまったのでお昼前のアタックとなりました。もしゴラクシェプに着いた時点でガスってたら、今日はやめにして、エベレスト街道もうひとつの終点のエベレストベースキャンプに行こう、などと相談していましたが、はたして。続きを読む

エベレスト街道トレッキング8日目 雪のチョ峠を越えてアマ・ダブラム

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2011年10月26日水曜日。この日はゴーキョ街道のはずれというか、チョ・ラ・パスのゴーキョ側の麓村のタナクを発ち、標高5368mの峠を越え東側に抜け、いよいよエベレスト街道メインルートに戻ります。前日登ったゴーキョ・ピークより8m高かったんですね。連日5000m越えの峠やらピークやらが続きますなあ。続きを読む

エベレスト街道トレッキング7日目 早朝ゴーキョ登山とゴジュンバ氷河越え

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2011年10月25日火曜日。この日は、ゴーキョのロッジ村から標高5360mのゴーキョ・ピークに登り、朝のエベレストを拝んでから、ロッジに戻ってご飯を食べ、翌日のチョ峠越えに備えてゴジュンバ氷河を越えて峠の手前のタナクまで参ります。写真が氷河ですね。続きを読む

エベレスト街道トレッキング6日目 レンジョ峠からの初エベレスト

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年末年始で更新が滞っていましたが、ネパール旅のログを再開します。2011年10月24日月曜日。6日目にもかかわらず標高4280mのルンデンから、標高5360mのレンジョ・ラ・パスを越えて東の谷筋のゴーキョに向かいます。エベレスト街道のメインルートであれば、ディンボチェに相当するパートで、本来ならナムチェ同様この辺で2日滞在して高度順応すべきタイミングなのですが、フランス人のジョシュのツアーパッケージではまったくケアされてないので、ビビりながらもついていくことにしました。当然、良い子は真似しちゃダメだぞ。続きを読む

エベレスト街道トレッキング5日目 荒野のルンデン

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2011年10月23日日曜日。昨日はナムチェから西に5時間進んだ先にあるターメで一泊した我々は、本日そのターメからボーテ川沿いに北上しどんどんチベット国境に近づきます。と言っても別に越境するわけではなく、その手前から東進してゴーキョに抜けるレンジョ峠を越えるのです。そんなターメ〜ルンデンまでの模様をお届けします。続きを読む

エベレスト街道トレッキング4日目 ターメ

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2011年10月22日土曜日。高度順応のため連泊したナムチェからいったんエベレスト街道を離れ、ボーテ川を遡ってクンブ地方有数のチベット仏教のゴンパを有するターメに向かいます。そう、いろいろ考えた挙げ句、フランス人のジョシュと一緒に、レンジョ峠、チョ峠、コンマ峠の3つの峠を越える冒険的なルートを進むことにしたのです。続きを読む

エベレスト街道トレッキング3日目 エベレストビューホテルへの遠足

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2011年10月21日金曜日の旅記録です。当時のより詳しい記録はこちらのエントリをご覧ください。この日は、高度順応のため、前日に到着した標高3440mの街道最大の町ナムチェに連泊します。なので、ホテルやカフェで安静にするなり、街でトレッキング用品の補充をするなり自由にしてていいんですが、だいたいトレッカー諸兄は、この日を使ってナムチェ近郊を散策すると相場が決まっているようです。そんなわけで我々もナムチェから徒歩2時間弱のエベレストビューホテルまで出かけることにしました。続きを読む

エベレスト街道トレッキング2日目 街道最大の町ナムチェへ

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2011年10月20日木曜日の旅ログです。この日は初日にステイしたパクディンを出発して、エベレスト街道最初の難関と言われているジョルサレからナムチェまでの、高低差約650mを一気に上がる登り坂が待ち受けています。当時もモブログで触れましたが、テレビ番組『アジア万感』で坂口憲二が苦痛にあえぎ、消耗しまくっていたパートですね。街道最大の町ナムチェの標高が3440mなので、富士登山で高山病が出ちゃう人には2日目にしてすでにキツいシチュエーションとなります。もっとも坂口憲二はここをジーンズで登ってたんですけどね。誰か止める人はいなかったんだろうか。続きを読む

エベレスト街道トレッキング1日目 ルクラ〜パクディン

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はいはい、遅ればせながら2011年10月19日水曜日から出発した、ネパール・サガルマータ国立公園、通称「エベレスト街道」のトレッキング模様をぼちぼち更新していきますよー。ちなみにネパール入りは10月17日で、翌18日にツアーの手配や装備の補充などなどトレッキングの準備をしました。ツアー料金はカトマンズからポーター兼ガイド付きで、往復飛行機代(ポーター分含む)、宿代、朝昼晩の食事代、入山許可証などでコミコミ1060ドル。詳しい内訳は当時のモブログにて。この日はエベレスト街道の空の玄関口ルクラからパクディンまで参ります。続きを読む
ミニくまちゃん
熊山准|KUMAYAMA, Jun.
女子力を備えたおっさんが贈る、旅と山とアートのブログ。アーティスト、ライター、夕焼けハンター。→プロフィール詳細

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